OWS(オープンウォータースイミング)
オープンウォータースイミング(OWS)

オープンウォータースイミング(OWS)競技システムは、トランスポンダシステム、着順判定ビデオシステム、手動計測システム、リザルトシステム、大型LED表示盤/モニタから構成されます。
セイコーは、公益財団法人 日本水泳連盟の公認メーカーとして、数多くの大会でオフィシャルタイマーを務める高い技術力と豊富な実績にもとづくノウハウを結集し、高精度なシステムで円滑な大会運営を実現します。
トランスポンダシステム
トランスポンダ(電波発信器)、ゲートに設置する受信アンテナ、デコーダ(データ解析機)で構成されます。選手は、競技前にID番号がプログラムされたトランスポンダを両手首に装着し、受信アンテナを設置したラップゲート通過時とフィニッシュ時のデータがデコーダに送信され、周回及びフィニッシュの確認ができます。トランスポンダの採用により、選手ひとりひとりの周回やフィニッシュを取りこぼすことなく記録できます
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トランスポンダ装着時 -
受信アンテナ(ラップゲート) -
受信アンテナ(フィニッシュゲート)
着順判定ビデオシステム
フィニッシュゲートの両端に設置されるビデオカメラ(2~4台)、着順判定用PC(2台)で構成され、フィニッシュ時の映像を撮影して僅差の着順判定を行います。着順判定ビデオシステムの採用により、人間の目で判定することが難しい僅差のレースでも正確な着順判定が可能です。
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着順判定カメラ -
着順判定画像 -
着順判定用PC
着順判定用PC

スポーツプリンタ、グリップスイッチから構成され、各選手のフィニッシュ時にグリップスイッチを押すことで、プリンティングタイマーに信号を送り、タイム計測を行います。
リザルトシステム
リザルトソフトを搭載したPC、プリンタ等で構成され、あらかじめ競技者情報を取り込み、スタートリストを作成します。また、トランスポンダシステムからオンラインで送信されたデータにより、競技結果やランキング等を作成し、帳票として出力します。
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リザルトシステム -
帳票サンプル
大型LED表示盤/モニタ
ラップタイムの速報(選手名、タイム、トップとの差)、競技結果(選手名、着順、タイム)等の大型LED表示盤、モニタへの表示で、観客、大会役員、実況アナウンサーに選手達が繰り広げる熱いレースをお伝えします。可動式のレンタルLED表示盤もご用意しております。
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大型LED表示盤 -
モニタ
※画面はハメコミ加工しています。
