このからくり時計は、墨田区が「すみだ中小企業センター」を開設した1986年に、当時、墨田区錦糸町にあった旧精工舎が「ものづくりの街 すみだ」への感謝の気持ちを込めて寄贈したものです。すみだ中小企業センターは、その後機能を移転し、一旦閉鎖されましたが、2021年に千葉大学の都内の拠点となるサテライトキャンパスとして新たに生まれ変わりました。施設と共にリニューアルされたからくり時計は、毎正時の演出に加え、時計の前に設置した人感センサーが反応して人形が動いたり、鐘が鳴ったりするなど、工夫を凝らした新たな仕掛けを加えて、いつ訪れてもワクワクしていただける楽しい演出が実現しました。

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