明石市立天文科学館

塔時計

1998年

兵庫県明石市

直径6.2メートル(長針3.2メートル、短針2.2メートル)

日本標準時子午線(東経135度)が通過する「子午線のまち」兵庫県明石市。明石市立天文科学館は、天体観測にもとづく天文経度によって導き出された日本標準時子午線上にある「時」と「宇宙」を展示する科学館です。日本標準時子午線の標識を兼ねた地上54メートルの展望塔の塔頂にある直径6.2メートルの大時計は常に正確な時刻を示し、明石のシンボルとして多くの人々に親しまれています。1960年の開館時に設置された初代、1978年に更新された2代目に続き、その後、阪神淡路大震災で被災を受けて、1998年に設置された現在の時計が3代目となります。外観の老朽化に伴い、2020年の「時の記念日100周年」を機に修繕を行い、外観のリニューアルを実施しました。

※「J.S.T.M.」…日本標準時子午線(Japan Standard Time Meridian)の頭文字です。