平和記念資料館「地球平和監視時計」

博物館/美術館/科学館

2001年

広島県広島市

W800×H310mm

現在時刻を表示するアナログ時計の下には、「広島に原爆が投下された1945年8月6日」からの経過日数と、「最後の核実験が行われた日」からの経過日数が表示されています。新たな核実験が行われる度に最後の核実験が行われた日からの経過日数がリセットされるシーンがニュースや新聞などで報道されることもあります。筐体に組み込まれた歯車装置は、戦争や核開発により人類が破滅へ向かう恐ろしさを暗示的に警告しており、二度と同じ過ちを繰り返させないという決意と平和な世界の実現を願う多くの人々の想いが込められています。