ボート
ボート競技システム
オフィシャルタイマーを務めるセイコーならでの高精度なシステムとノウハウで円滑な大会運営を実現。

システム概要
ボート競技システムは、スタート合図システム、ゴール音響システム、計時計測システム、リザルトシステム、大型LED表示盤から構成されます。
セイコーは、公益社団法人 日本ボート協会の公認メーカーとして、豊富な実績と高い技術力、競技を熟知したスタッフのノウハウを結集した高精度なシステムで円滑な大会運営を実現します。
スタート合図システム
スタート合図表示盤、スタート合図操作盤、グリップスイッチ、発艇員用マイクロホン、発艇塔スピーカから構成され、発艇区域において「視覚信号」と「音響信号」でスタート合図を行います。視認性に優れたLED信号表示により、確実なスタートを実現します。また、計時計測システムとの接続により、スタート合図操作盤からの信号を計時計測装置に送出して自動的に動作させることができます。
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スタート合図表示盤(赤点灯時) -
スタート合図表示盤(青点灯時) -
スタート合図表示盤(線審席)
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スタート合図操作盤 -
発艇塔 -
発艇塔スピーカ
ゴール音響システム
ゴール音響装置、グリップスイッチで構成されます。各艇がゴールを通過した時に判定員がグリップスイッチを押すと、ホーンから音が出力されます。また、計時計測タイマーとの接続により、グリップスイッチの信号を送出します。2台のエアホーンの装備により、音を交互に鳴らすことができるため、僅差のゴールでグリップスイッチの操作が連続した場合でも、遅れることなく音を出力することが出来ます。
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ゴール音響装置 -
ゴール音響装置 -
グリップスイッチ(ゴール音響装置用&タイマー用)
計時計測システム(プリンティングタイマー)
計時計測用のプリンティングタイマーは、スタート合図操作盤からのスタート信号により計時をスタートします。中間地点及びゴール地点では、1名の判定員がグリップスイッチにより、全レーン分の計時計測を行い、レース後に記録したタイムに対して着順を割り付けます。判定員はスタートした各クルーの艇首が中間地点及びゴール地点を通過した時にグリップスイッチを押し、計時計測を行います。
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プリンティングタイマー(中間地点用) -
プリンティングタイマー(ゴール地点用)
計時計測システム(写真判定装置)
写真判定装置(スリットビデオ)は、スリットカメラ(メイン・サブ各1台)、PC(撮影用2台・判定用1台)、プリンタ、無停電電源装置等で構成され、スタート合図操作盤からケーブル接続でスタート信号を受信し、ゴールライン上の映像を撮影することで着順判定のサポートを行います。
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スリットカメラ(メイン) -
スリットカメラ(サブ) -
スリットカメラ用PC(撮影・判定用)
リザルトシステム
リザルトソフトを搭載したPC、プリンタ等で構成され、あらかじめ競技者情報を取り込み、スタートリストを作成します。また、計時計測システムからオンラインで送信されたデータにより、競技結果やランキング等を作成し、帳票として出力します。リザルトシステムの導入により、膨大なデータ管理や競技結果の集計、各種帳票の作成・印刷が簡単に行うことができるため、確実かつスムーズな大会運営を実現します。
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リザルトシステム -
帳票サンプル(競技結果)
リザルトシステム(抽選会)
リザルトソフトに搭載されたドロー機能(抽選会用プログラム)を活用し、レース順や班組を決定するための抽選会を実施できます。抽選会でのリザルトソフトの活用により、事務局側の省力化を実現するだけでなく、抽選会の結果がそのまま大会で使用できるため、データ受け渡しのミス防止にも役立ちます。
大型LED表示盤
競技の実況中継やリザルトシステムによるスタートリスト、競技結果(着順・タイム)等の表示を行うことで、会場の皆様に選手達が繰り広げる熱いレースをお伝えします。常設用の大型LED表示盤の他、可動式のレンタルLED表示盤もご用意しております。
