セイコー製タイムサーバー「TS-2530」「TS-2540」GPSモデル ロールオーバー発生のお知らせ

製品情報

2021/07/06

平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
さて、弊社が販売代理店として取り扱いしておりますセイコーソリューションズ社製タイムサーバーの「TS-2530GPSモデル(販売終了製品)」「TS-2540GPSモデル(販売終了製品)」に関して、内蔵GPS受信機のロールオーバーが発生いたしますことをお知らせいたします。なお、両製品とも販売および保守サポートを終了しており、新規ファームウェアのリリースおよび既存ファームウェアのご提供はございませんので、後継機もしくは時刻情報配信サービスへの置き換えのご検討をお願いいたします。

セイコー製タイムサーバー「TS-2530」「TS-2540」GPSモデル ロールオーバー発生のお知らせ

詳細につきましては、以下より、セイコーソリューションズ(株)のお知らせをご確認いただきますようお願いいたします。

【ご参考】ロールオーバーについて(セイコーソリューションズ株式会社ウェブサイトより引用)
GPS衛星から送信される時刻情報は、「何年何月何日何時何分何秒」という形式ではなく、ある特定の時刻(GPS Epoch)から「何週目か」「週の中で何秒経過したか」という形式で送信されます。この「何週目」の情報が1024週しか取り扱えないフォーマットのため、1024週間≒約19.6年経過することにより、全く同じ時刻情報が送信されることになり、ロールオーバーが発生します。GPSロールオーバーは過去2回(1999年、2019年)発生しています。
多くのGPS受信機では、GPS衛星から送信される週数の読み替え(たとえば500以上であればそのまま週数とし、500未満であれば1024を加えて週数とする)を行うことにより、1023から0に変わるタイミングでのロールオーバー発生に対処しています。