放送局用標準時計装置 TMCシリーズ/QC-7CF・タイムデータクロック TCR-101Cの光テレホンJJY対応について
製品情報
2020/08/26
国立研究開発法人 情報通信研究機構(NICT)が光電話回線を利用した時刻供給サービス「光テレホンJJY」の正式運用を開始したことに伴い、従来のアナログ電話回線による時刻供給システム「テレホンJJY」は2024年3月末に運用終了となります。
この度、当社は「光テレホンJJY対応自動較正部システム(OTA-100)」及び「光テレホンJJY対応モデムエミュレーターシステム(OTE-100)」を発売いたしました。
現在、アナログ電話回線によるテレホンJJY時刻修正機能付き製品(放送局用標準時計装置 TMCシリーズ/QC-7CF・タイムデータクロック TCR-101C)をご利用いただいているお客様は、本機器をご利用いただくことで現在ご利用中の製品を光テレホンJJYに対応させることが可能となります。
各製品の光テレホンJJY対応について下記の通りご案内いたします。詳しいお問い合わせはやお見積は営業担当までお問い合わせください。
(1)放送局用標準時計装置 TMCシリーズの光テレホンJJY対応について
A. 自動較正部を入替(既存の自動較正部→OTA-100)
・現在ご利用中のTMCシリーズ親時計の自動較正部を光テレホンJJY対応自動較正部システム(OTA-100)に入れ替える方法です。
・親時計内部回路との接続作業を伴うため安全策として、放送休止時間帯に行います。 *親時計の出力信号は停止させません。
・既存の自動較正部の場所に入れ替えます。
※「NTTフレッツ光ネクスト」「ひかり電話」のご契約が必要です。
※自動較正部の入替作業の所要時間は約3時間(目安)です。
B. 光テレホンJJY対応モデムエミュレーターシステム(OTE-100)を追加
・現在ご利用中のTMCシリーズ親時計にモデムエミュレーターシステム(OTE-100)を追加いただく方法です。
・設置作業はいつでも可能です。親時計を停止させる必要はありません。
・ラックに高さ100㎜の空きスペースがあれば収納可能です。 *スペースがない場合は別置きとなります。
※「NTTフレッツ光ネクスト」「ひかり電話」のご契約が必要です。
※モデムエミュレーターシステム設置作業の所要時間は約3時間(目安)です。
(2)放送局用標準時計装置 QC-7CFの光テレホンJJY対応について
光テレホンJJY対応モデムエミュレーターシステム(OTE-100)を追加
・現在ご利用中のQC-7CFにモデムエミュレーターシステム(OTE-100)を追加いただくことで光テレホンJJYに対応できます。
・QC-7CFを停止させずに設置できます。
・高さ100㎜の空きスペースがあれば同ラック内に収納可能です。 *スペースがない場合は別置きとなります。
※「NTTフレッツ光ネクスト」「ひかり電話」のご契約が必要です。
※モデムエミュレーターシステム設置作業の所要時間は約3時間(目安)です。
(3)タイムデータクロック TCR-101Cの光テレホンJJY対応について
光テレホンJJY対応モデムエミュレーターシステム(OTE-100)を追加
・現在ご利用中のTCR-101Cにモデムエミュレーターシステム(OTE-100)を追加いただくことで光テレホンJJYに対応できます。
・TCR-101Cを停止させずに設置できます。
・高さ100㎜の空きスペースがあれば同ラック内に収納可能です。 *スペースがない場合は別置きとなります。
※「NTTフレッツ光ネクスト」「ひかり電話」のご契約が必要です。
※モデムエミュレーターシステム設置作業の所要時間は約3時間(目安)です。